Amazonのレビューの書き方とメリットについて考えてみる。

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Waiter Serving Star Rating

Amazonは顧客第一主義で、幅広く門戸を広げています。例えば返金や返品。新品未開封品でも、いとも簡単に理由をつけて購入した商品を送り返す事ができるのです。販売者としてはとても痛手な問題な訳ですが、それ以上にAmazonで販売するメリットの方が大きいので、その条件を飲まざるを得ないのが現状です。

今日はそんなAmazonのシステムの中でも、大きな特徴のあるAmazonレビューについて考えてみたいと思います。


~目次~

1、Amazonのレビューとは!?
2、Amazonレビュー作成・3つのステップ。
3、レビューのシステムから考察するAmazonの世界戦略。

1、Amazonのレビューとは?

レビュー(review)という単語には、様々な意味が含まれています。評価や再考、検査や精査などのような意味合いです。ここでは単純に評価や感想としましょう。

実はAmazonのレビューシステムにはとても大きな特徴があり、僕も最初この仕組みを知ったときにはとても驚きました。Amazonのレビュー作成システムに迫ってみましょう。

2、Amazonレビュー作成・3つのステップ。

Amazonにレビューを投稿するのはとても簡単です。以下の3つのステップです。


1、Amazonのレビューしたい商品ページにアクセス。
2、レビューを書くをクリック。
3、おすすめ度(星マーク)を選択し、レビューを書く。

これで送信ボタンをクリックするだけでOKです。
そして重要なのはこれからです。

その商品を買っていなくても、誰でもレビューする事ができる!!

のです。

これってスゴクないですか!?その商品を買わずして、何が分かるのか?と僕は思うのですが。

正確にはAmzonの購入アカウントを持っており、最初の購入から48時間たったらレビューを書く書く事ができます。(無料コンテンツのダウンロードでもOK。)

実質今では、誰でもAmazonでレビューできるという事です。

その商品を買っていない人でも、勝手に思った事をレビューする事ができる訳です。もちろん、それが全世界に発信される訳です。

買ってもないのにレビューする事ができる。これってどうなんだろう!?というのが僕の正直な感想です。これがAmazonレビューがたまに荒れ狂う原因であり、逆に考えればこれの門戸の広さがここまでAmazonが僕達の生活の中に浸透した理由だとも思います。

ちなみにあまり知られていないのですが、レビューと一緒に動画もアップロードする事ができます。荒れ狂うレビューの中に、たまに書評動画をアップロードしている猛者もたまにいて、恐らくはアクセスアップや巷で良く言われているブランディング(?)狙いだとは思いますが、それはそれで勇気ある行動だと関心する次第であります。

3、レビューのシステムから考察するAmazonの世界戦略。

なぜ買ってもない人でもAmazonで商品のレビューをする事ができるのか?

それは一言で言えば『広義のフリー戦略』でしょう。フリー戦略とは無料でコンテンツを配り、その後有料のサービスや、商品に誘導するビジネス戦略の事です。

例えばGoogleなんかは検索エンジンや、お馴染みのGmail、カレンダーやアナリティクスなどのウェブサイト分析ツールを全て無料で提供しています。なぜかと言えば、Googleの利益の大半は広告収入です。なので少しでも多くの人にGoogleを使ってもらう事により、広告の表示回数が増えますし、それにより広告収入も増えるのです。

もう一つ例をあげれば化粧品の無料サンプルなどもフリー戦略の一種です。化粧品をタダで配るなんてムダな経費を垂れ流してるように見えますが、そうではないのです。例えば10個無料で配れば、2・3人は継続して利用してくれます。(もっと多いかもしれません。)

そして化粧品は1度気に入るとなかなか他社製品に乗り換えないので、定期的に数年間購入し続けてくれます。これをLTV(生涯顧客価値)なんて言ったりするのですが、継続して購入してくれる事により、最初に無料で配った10個のお試しセット分は余裕でペイしてしまうのです。フリー戦略は、アイディア次第で色々な応用が利くので、ビジネスをやっているものにとってはとても大きな武器となります。

そしてそれはAmazonも同じです。たとえばAmazonですと、日本に上陸して間もなく、全品送料無料を打ち出し、一気に日本のネット通販でのシェアを広げました。1000円以下の商品を買っても送料無料です。この負担はAmazonにとっても大きいものだと思いますが、シェアさえ取れば後からなんとでもなる。この信念のもと、将来への投資だと割り切りAmazonはどんどん日本でシェアを拡大していき、今の地位になりました。

そしてその戦略の一つが、レビューの一般開放化だと僕は考えます。

ネットで商品を買う場合には、レビューを重視し最終決定する人も多いです。そして良いレビューも悪いレビューも、レビューが多ければ多い程、その信頼性は増していきます。(2・3件だけだったら身内でのヤラセの可能性もありますからね。)

なので『一人でも多くの人に商品レビューをしてもらう。』これがAmazonというサイトそのものの信頼に繋がるのです。

そしてその為にわざわざAmazonは、商品を買ってもない人でもレビューをできるようにシステムを構築しているのだと僕は考えます。

これも一種のフリー戦略ですね。

まとめ

ビジネスではシェアを取る事がとても重要です。ましてはインターネット業界のような時代の流れるスピードがとてつもなく早い業界では、初速で一気にシェアを取る事がとても重要ですし、昔どこかの誰かが『2位ではダメなんですか?』的な発言をしてましたが、ネットの世界では2位以下は完全敗北。価値が無いも同然なのです。

特にGoogleやAmazonのようなプラットフォームビジネスではシェアが絶対ですし、あのマイクロソフトですらどんどんExcelやwordなどのoffice製品を無料化し、時代についていくのに必死になっている訳です。

今日はAmazonの謎のレビューシステムからフリー戦略の話になりましたが、これを機に、価値とは何なのか!?無料と有料の違いは何なのか!?この事について考えてみると面白いかもしれません。


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