【昔話】ブックオフの本の買取基準

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昔話

一昔前のブックオフの本の買い取り基準のお話をします。

今はAmazonや各ネット相場に価格を合わせたりと、ブックオフも必死に時代の流れについて行こうと努力している訳ですが、昔のブックオフの買い取り基準を考える事により、

なぜここまでブックオフが規模を拡大する事ができたのか?その理由が少しでも理解できるかもしれません。あくまで一昔前の話として、聞き流してみて下さい。

~目次~

1、1冊105円だった時代。
2、ブックオフの旧買い取り基準。

1、1冊105円だった時代。

昔むかし、ブックオフは本を一番安い値段だと105円で販売してました。
それが今では増税で108円となり、
お店によっては200円で販売するお店も出てきました。

※なぜ200円で販売するようになったか?それはブックオフが単品管理という在庫管理方法を取り入れたからです。単品管理についてはコチラから↓

>> ブックオフの単品管理とは!?

今日はブックオフが単品管理を導入する前、つまり本を105円で販売し、創業から一気に業界トップ企業になる事ができたそのビジネスの裏側に迫ってみます。

裏側といっても、
中身は至ってシンプルなシステムです^^

2、ブックオフの旧買い取り基準。

せどりの基本は本せどりにあると僕は考えます。そして本せどりと言ったら単Cせどりでしょう。ではなぜ100円本、200円本の事を単Cと言うのでしょうか?それはブックオフの値付けマニュアルに秘密があったのです。

その昔、ブックオフは本を買い取るにあたり、4つの基準を設けました。それは、


1)特A(150円買取)
2)A
3)B
4)C(10円買取)

以上の4つです。


特A:新品クラスの本。
A:少しスレがあるも、キレイな本。
B:定価の半値ぐらいで売れそうなレベル。
C:105円で販売できるぐらいのレベル。

このように、昔のブックオフは本を買い取る時、状態だけを見て値付けしていたのです。

発売数日しか経ってない売れっ子作家の大人気本だろうが、
あまり人気はないが、根強いファンがいる実力派作家の本だろうが、
年に数冊しか需要のないかなりマニアックな専門書だろうが、
中古市場で常に高値で需要がある名の知れた本だろうが、

全てその本の状態だけで本の価値を判断し、買い取りしていたのです。そしてこれは販売する時の値付けの時も同じです。

発売日。
作家の人気度。
中古価格の相場。

これらは全く関係なく、すべて本の状態のみで値段をつけてました。

常に一定の需要があり、常に5000円前後で相場価格が安定している専門書であろうとも、本の状態が悪ければ105円で販売していました。

これが100円本を単Cと言われたる由縁です。

>> ブックオフの単C本とは!?

これが昔のブックオフの買い取りと値付けの基準であり、このシンプルさこそがブックオフの快進撃の源泉であると僕は考えます。

3、徹底したマニュアル化と全国展開。

ビジネス拡大の基本は、徹底的なマニュアル化、業務標準化にあると僕は考えます。そしてそれを『システム化』と呼びます。

ブックオフはアルバイトでも円滑に仕事をこなせるように、徹底的に業務のマニュアル化を追求しました。その結果が『本を状態で判断する。』という事に行き着いたのでしょう。

マクドナルドも、トヨタ自動車も、ユニクロも徹底的に業務のマニュアル化・システム化を追い求めました。その結果、各業界で世界のトップになるような企業になる事ができました。

このように、ビジネスを規模の面で拡大するには、徹底的なマニュアル化・システム化が必要です。

これはブックオフも同様で、ブックオブは事業の中で一番重要である買取と販売において、『状態』という概念を取り入れる事により、一気に規模を拡大し全国展開、今では約1000店舗を展開する一大グループへと成長したのです。

商品を状態で値付けする。
これがブックオフの全てだと言っても過言ではないかもしれません。

4、ブックオフの赤棚

買い取り後はクリーニング等の作業を通貨し、赤いカートに仕分けされます。よく赤棚なんて言ったりしますが、こんなやつです。

ブックオフ-赤棚-赤カート

よく赤棚せどりなんて事が言われますが、それはまだ補充前で店頭に並んでいないので、利益のある商品が眠っている可能性が高いからです。

その赤棚の商品が優先的に棚に補充され、こうしてブックオフは常に店舗の在庫を新鮮な状態に保っている訳です。

5、まとめ

このようにブックオフはアルバイトでも買い取り価格や販売価格を判断できるよう、状態という概念を経営に取り入れ、ここまでの成長をしてきました。

逆に言えば発売日や相場価格、人気度など考慮しなかったからこそ、そこにチャンスが生まれ、誰でもできるせどりがここまで普及したのかもしれません。

過去や歴史を学ぶ事は、これから新たな判断をする上でとても重要な事です。このような雑学が、今後ふとした瞬間に役に立つかもしれません。


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