ブックオフの単品管理と効率的市場仮説。

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ブックオフは2013年頃から、本でも単品管理を導入し始めました。単品管理とは一体何なのか?そして単品管理は転売業界にどのような影響を及ぼすのか?これは転売ビジネス終わりの始まりかもしれません。


~目次~

1、ブックオフの単品管理とは?
2、効率的市場仮説と転売ビジネス。
3、転売ビジネス終わりの始まり!?

1、ブックオフの単品管理とは?

単品管理とは、商品一つ一つの商品を本部で一括管理する事です。

一昔前まえブックオフは、その商品数の多さと業務効率化の為、中古相場の価格を考慮せず、商品の状態だけで買い取い価格や販売価格を決めておりました。

このように、普通の値札シールで商品を管理してた訳です。

ブックオフ値札シール

しかし時代は進歩し、Amazon・楽天を中心としてネット通販が当たり前の時代となりました。それに合わせてブックオフもネットの中古相場に価格を合わせるようになり、それが単品管理といわれるやつです。

このように、商品一つ一つにラベルを発行し、本部の方針に沿って適切な値段管理をするようになりました。

単品管理
(画像が鮮明でない上に、値段も105円になってますが。)

先ほども言った通り、これまでは商品状態だけが商品の判断材料としてました。人気や相場の価格などを一切考慮せず、例えば本ですと商品の状態だけを見て、商品価値を判断していたのです。

例えばネットでの相場が5000円の本でも状態が悪ければ105円や108円で販売し、逆に言えば全く需要が無いような本でも、状態が新品とほぼ同様であれば、定価の半額+50円とかで販売していたのです。

とにかく昔のブックオフは商品の状態が全ての判断基準であり、そこまで業務をシンプルにしかたらこそ、一気に業界トップに踊り出る事ができた訳です。

効率的市場仮説と転売ビジネス。

効率的市場仮説とは経済学用語で、情報は一瞬で広がり、市場価格は常に最適化されている。という概念です。

特にこれだけインターネットが発達した現在では、少しでも情報に歪みがあればそれはすぐに拡散してしまいます。

特に転売を例に取ると、ネット(電脳せどり)だろうと実店舗だろうと、今ではツールで一発で価格差のある商品だけを抽出する事が可能です。これからさらにツールなどは進歩するでしょうし、副業として転売に取り組む人も増加すると思うので、さらに転売の競争は激しくなる事が予測されます。
(じわじわと利益率が下がったり、ライバルが増加する事でしょう。)

では実際に僕の体験をお話しますと、
年末商戦で有名な仮面ライダーベルトせどり。

2012年の年末商戦では、一部の転売屋が仮面ライダーベルトをヤマダ電機のような家電量販店からトイザらスのようなおもちゃ専門店をかけずり回り、仮面ライダーベルトを買占め大儲けしました。それはそれまで『おもちゃを転売する』という概念がそこまで浸透していなかった為、ベルトに気づいた一部の人だけが利益を独占できた訳です。
(ちなみにこの時まだ僕は副業を始めておらず、ひーこらブラック企業で勤務してました。)

2013年になるとベルトせどりのライバルが急増しました。それは2012年のライダーベルト伝説がネットを通じて転売屋の中で情報拡散したからです。その結果、ベルトせどりは不発に終わりました。ライバルが多すぎました。

市場動向を読みきれず、多数のライダーベルトの在庫と年末商戦の貴重な仕入れ資金をライダーベルトに食い尽くされ、苦い思いをした転売屋も数多くいたと思います。

そんな中、僕の例を話しますと2013年(はじめての年末商戦)では、ベルトから軸をチョットずらし、ベルトの周辺パーツの転売でしっかりと利益を残す事ができました。ライバルが皆ベルトに注目している中、周辺パーツはライバルが手薄であり、高値で取引されるようになったのです。僕はその市場のちょっと初動のサインを見逃しませんでした。
(ちなみにライダーベルトもしっかりと安い値段を見極めて仕入れをして、タイミングを見計らって高値で在庫を一気に売り切ったので、ベルトでも結構利益を取れました。)

では2014年の年末商戦には何が起きたかというと、ライダー関連商品の総崩れです。まずベルトでは利益はほとんど取れませんでした。それは供給側(メーカー)が意図して転売屋対策に乗り出したという話しもありますし、転売屋自体にベルトの情報が蔓延したというのも大きな理由でしょう。副業で転売に取り組む人は年々増加してますからね。

ベルトの周辺パーツでも同様の事が起きました。2013年はベルト不発・周辺パーツ高騰の年末商戦だった影響があり、2014年はその流れを汲んで周辺パーツでもライバル過剰の現象が起きました。

実際僕もいくつか試験段階で仕込み的に在庫を抱えていましたが、殆ど大きな利益になる気配も無かったので、早々に見切りを付け、薄利で全て売り切ってしまいました。寝かせるぐらいなら、その分を次の仕入れ資金に回した方が効率が良いですからね。物販では資金の回転が命です。

このように、転売ビジネスは市場の価格の歪みを突くビジネスモデルな訳ですが、効率的市場仮説を前提とすれば、徐々に転売ビジネスは厳しくなる事が予測されます。

まとめと転売ビジネス終わりの始まり。

今の日本では大企業がこぞって赤字を垂れ流している通り、時代は変わりました。従来通り大企業は安心であるという時代はもう終わりつつあります時代の移り代わりが早すぎて、規模を維持する事が難しくなってきました。

大企業でも副業解禁の流れが加速しつつあります。今後副業として転売に取り組む人がどんどん増加する事は容易に予測する事ができます。

ブックオフの単品管理の導入は、とても大きな流れです。これが進むと実店舗とネット相場の価格差がどんどん縮小するからです。ブックオフはヤフオクとの提携も結び、さらに転売業界は過当競争に陥るでしょう。転売で稼げる今のうちにしっかりと稼ぎ、2つ目、3つ目と、徐々に収入源を増やしていく事がとても重要だと思います。


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